白鬚神社について

由緒

 武蔵国風土記稿によれば、大きな槻の木(つきのき)や樫の木(かしのき)がある神社で、篠井(ささい)村の観音堂配下本山派修験鎮護山宮本院が白鬚神社の別当を務めていたとされています。当社の建立については、樹齢の長い木々や、最も古い仏像に天正十八年十二月十一日(1590年)と刻してあることから当社の創立についてはこれよりも以前であることがわかります。この時代は豊臣秀吉や伊達政宗らが活躍していた時代です。

ご祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)で交通安全を司る神様と伝えられています。

 明治二十二年(1889年)柏原村が誕生し、この地域の氏神神社として長く地域の氏子(※1)によって支えられてきました。

明治四十五年(1912年)には周辺地域に祀られていた社と境内の社を併せ、稲荷神社、八坂神社、日枝浅間神社を建立しました。

 現在の神社の建物は天保十四年(1843年)に再建されたもので、以来当時のままの姿で建物が残っています。


※1:氏子(うじこ)とは神社がある周辺の一定地域に居住する方。(神社本庁より)

※2:宮司(ぐうじ)とは神社の代表者の事で、各神社の代表者を指します(神社本庁より)

境内のご案内

白鬚神社

参道に入って正面にある本殿
(下地図紫色の印)

八坂神社

第1の鳥居をくぐり参道最初の分かれ道を右折(下地図青色の印)

浅間神社・稲荷神社

第1の鳥居をくぐり参道2つ目の分かれ道を右折(下地図緑色の印)

御嶽神社

山道を進み、八坂神社を過ぎてすぐの右側

御神輿・山車

八坂神社天王様の際に柏原内を巡幸します。

交通のご案内