神社より 令和8年7月
7月のごあいさつと「天王様」について
緑陰の涼が恋しい季節となりました。氏子ならびに崇敬者の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、7月に入り、当柏原の白鬚神社では毎年恒例の夏祭り「天王様(てんのうさま)」の季節を迎えました。 本年も7月11日の夕方ごろより前夜祭にあたる「宵宮祭」を執り行い、翌12日の13時からは神輿と山車が地域を練り歩く予定となっております。
皆様が親しみを込めて「天王様」と呼ぶこのお祭りは、もともと疫病を鎮める力を持つとされた「牛頭天王(ごずてんのう)」に由来しています。かつての神仏習合の時代を経て、牛頭天王は日本神話の「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」と同一視されるようになりました。つまり、天王様は「夏の猛暑や疫病から逃れ、無事に過ごせるように」という昔の人々の切実な祈りから生まれた、疫病退散を願う大切なお祭りなのです。
これからさらに厳しい暑さが続きますが、天王様のご加護により、皆様が健やかにこの夏を乗り切られますよう心よりご祈念申し上げます。